私が最近、伝道の手引きになるものを調べていたのですが、
ふと、目に留まったのは、このタイトルでした。
人生の指針となる" ことば "を求めている人たちに、
投げかけるスラッと心に留まることばを模索しています。
家並みをぬって散歩しているときなど、この一軒ずつの屋根の下に暮らしている人々がいて、
365日、24時間、人生を刻んでいることが不思議に思えるのです。
喜怒哀楽が織りなして、日々が重ねられていく…
それぞれの人の心の扉が、ほんの少しだけ開いていたら、そこから顔をのぞかせてみたいと思います。
「こんにちは。
今日はどんな気分ですか。
私、少し、あなたと話してみたいのですが ? 」
こんなふうに話しかけられて、嬉しい人、関心を持つ人にどれだけ会えるでしょうか。
昔、伝道の日々に、夢示や啓示のようなものを頻繁に体得していたことがあります。
その日に出会う人と、あらかじめ、夢で会っていたり、
何となく、こんな人に出会うのではないかなと、と予感していて、
その通りの人に出会ったりするのです。
自分の力だけでは伝道は無理です。
無理なことをすると、人を訪ねる力が萎えてしまいます。
自然体でいかなくては。
人の暮らしの流れに、つっと入って行って、
「私と友達になりませんか」
とか
「実は私も知りませんでしたけど…」
という言葉をかけて、流れを変えるということなので、
その人の距離が自然でなくてはならないでしょう?
本当に伝えたいことって、案外、自分自身がよく把握していないことが多いですから、
「私も知りませんでした」というのが、自身の気持ちに極、自然です。
伝える内容は伝えながら、自分も学んでいくという姿勢が良いではないですか。
さて、
今日のテーマ「私も知りませんでした」という言葉の主語は、「人生の道しるべ」となる「真理」です。
最も信頼し、ひとかけらの矛盾もない「真理」と呼べるものを提供してくださった方を私は「親」として、「師」として、「指導者」として得たられたことを人生最大の幸運だと思っています。
その方が、「私も知らなかったのです」という一歩になる一言を下さったのです !
「実は、私も知らなかったのですが、一緒に学びませんか」と語りなさいと。
こんな感じのアプローチを考えてみましたが、いかがですか。
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