2011/07/27

       上がったら急降下する人生


一度上がって急降下する人生にも慣れていなければなりません。

大抵の人は一度上がると、下がるのを恐れて、
その地位を守ろうと汲々としますが、
淀んだ水は腐るようになっています。



下に下りて行って、時を待った後に、
さらに高い頂に向かって上がっていくことができてこそ、
大勢の人から仰がれる偉大な人物、偉大な指導者になれるのです。

30才になる前の若い時代に、このような経験をしておくべきです。


2011/07/21

          人格を磨くには



人格を完成しようと思えば、
30才になるまでは苦労してみなければならないと考えています。
30才になるまでに、人生のどん底を這いずり回るような絶望の坩堝に
一度ぐらいははまってみるべきでしょう。

絶望の奈落の底で新しいものを探し出しなさいというのです。

そうすれば、「今の絶望がなければ、このような決心はできなかったはずだ」と
心を新たにするようになります。

絶望の淵から驚きの声をあげて抜け出してこそ、
新しい歴史と自分を想像する人に生まれ変わることができるのです。











2011/07/11

          陰徳を受けたとき


陰徳を受けたときは、必ず、もっと大きくして返すのが人の道です。

しかし、その人に直接会えないこともあるでしょう。
恩恵を受けた人に直接会えなかったとしても、大事なのはその人を思う心です。












ですから、その人に会えなくても、受けた恵みを今度は他の人に施そうという
一途な心で生きるのがよいのです。

             胸の痛み

そんなある日のことです。
中学生が自ら命を絶ったという記事を読みました。
その少年はなぜ死んだのだろう。
幼い年で何がそんなに辛かったのか…

少年の悲しみが、まるで、
私自身の悲しみであるかのように感じられて
胸が締め付けられました。












世の中はなぜこれほど異様なことが相次いで起こるのか、
なぜ善良な人を悲しみが襲うのか、
私にはまったく理解できませんでした。

山積みされた問題を神様に打ち明けて、
答えを求めて祈る日々が始まったのです。

2011/07/03

           人を助けるときは


人を助けるときは惜しみなく、財布をはたいてでも助けるという姿勢が大切です。



十を助けなければならないときに、五しか助けないのでは駄目です。
十助けてほしいと願われれば百を与えるのが正しいのです。